高知県の県庁所在地は「高知市」ですよね。
このように県名と県庁所在地名が同じ府県は珍しくありませんが、SEO対策を行う場合注意しなければならない点がございます。
本記事では、その注意点について解説します。
県名と県庁所在地名が同じ場合のSEO対策の注意点
結論を申し上げますと、県名と県庁所在地名が同じ場合は「○○県」と「○○市」のように使い分けなければなりません。
例を挙げて説明しますね。
例えば、以下のような会社があったとします。
・会社名:A工務店
・商圏エリア:高知市(それ以外は対応不可)
・サイト名:『高知にお住まいの方に住宅をお届け|A工務店』
この工務店は商圏エリアが高知市限定なので、他の地域からの問い合わせは不要です。
にもかかわらずサイト名を「高知」にしてしまうと、主に2つの弊害が生まれてしまいます。
弊害1:ユーザーがどちらとして捉えたらいいか迷う
弊害1つ目は、ユーザーがどちらとして捉えたらいいか迷うことです。
せっかく高知市で家を建てるのであれば、高知市の地形や文化に精通した工務店に建ててもらいたいと考える方は少なくありません。
しかし上記のようなサイト名だった場合、パっと見「どっちなんだろう?」と迷ってしまいます。
もっというと、工務店側も高知市以外からの問い合わせには対応できないため、どちら側も損をしてしまいます。
弊害2:検索エンジンに適切に認識されずSEO対策に失敗する
弊害2つ目は、Googleなどの検索エンジンに適切なKWを認識してもらえず、SEO対策の失敗に繋がることです。
例えば「高知市 工務店」と調べたユーザーに対して、検索エンジンは「"高知市エリア"で住宅を提供できる工務店」の検索結果を表示します。
しかし、サイト名が『高知にお住まいの方に住宅をお届け|A工務店』だった場合、検索エンジンからはこのサイトに意図するエリアが「高知市」か「高知県全体」か分かりません。
そのため、ニーズ不一致として判定されてしまい、検索結果の上位に表示されてしまうのです。
県名と県庁所在地名が同じ場合に意識すべきSEO対策
このような弊害を避けるためにできることは簡単です。
「高知」のように省略せず、県名であれば「高知県」、県庁所在地名であれば「高知市」とキーワードを使い分けることです。
例えば先ほどの工務店の場合は、『高知市にお住まいの方に住宅をお届け|A工務店』と修正しましょう。
実際にこのような簡単なキーワードの修正だけで、高知県内の会社様で上位表示化できた事例もございます。
そのタイミングではそれ以外に対策を打っていないため、キーワード修正が上手くいったといえるでしょう。十分にやってみる価値はありますよね。
ただし、タイトルだけを変えるだけではなく、サイト内本文の文言も統一してください。そうすれば、より適切にキーワードを認識させることができます。
SEO対策は小さなことの積み重ね
SEO対策というと、もっと大掛かりなメンテナンスが必要と考えている事業者様が沢山いらっしゃいます。
しかし、SEO対策とはサイトを検索エンジンが理想とする形に少しでも近づけることです。
今回紹介したような、同一地名の使い分けは「ユーザーが迷ってしまう」という悪い点を解消できますよね。
そうすることで「迷いを生まないサイトが理想」と置く検索エンジンに評価され、結果的にSEO対策が上手く運ぶのです。
このように小さなことの積み重ねであるSEO対策ですが、やはり社内のご担当者様では細かいところまで目が行き届きません。
そこで、ぜひクルービジョン株式会社にお任せください。
高知市に本社を置き、日本全国の事業者様のWeb領域をサポートさせていただいている弊社では、貴社と二人三脚で理想のWeb戦略に近付けます。もちろん、SEO対策も対応可能です。
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